新型インフルエンザ対策・基礎知識編
現在、日本中で猛威をふるっている新型インフルエンザ。テレビやラジオで新型インフルエンザ関連のニュースを聞かない日はないほどで、ワクチンによる予防対策の話題、重症患者や死亡者の速報も入り、人々は日々戦々恐々としている現状です。各地の学校では学級閉鎖が相次ぎ、また学校行事や地域のイベントさえも自粛傾向など対策に余念がなく、それでも感染者は増加の一途をたどり続け、新型インフルエンザの爆発的感染が広がり始めた2009年夏以降、患者数は累計300万人を超えています。
新型インフルエンザは、そもそもかねてから懸念されていた鳥インフルエンザとは異なる、豚からの発生ということで一躍注目を集めました。また、発生初期に感染者が広がったメキシコで、早期に適宜な対策を講じなかったことによる死亡者が急増し、新型インフルエンザの威力や致死率について非常に恐怖をもって語られたことも、世界中の不安を増大させました。
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日本でも、新型インフルエンザ発生初期の対策や扱われ方は、生物兵器のような厳重さで、国外からの感染経路を防ぐために、空港で物々しい姿の検疫官が検査を行っていたことも記憶に遠くありません。
国内初の感染者が発生した当初は、発症後即隔離入院という厳重な対策が取られていましたが、その後新型インフルエンザの症状は、通常であれば季節性インフルエンザとそう変わらないことが判明したため、その方針も変更されています。しかし、妊婦や乳幼児、持病のある人等は、万一感染した場合にまれに重症化するケースも報告されていて、それらの人々には、感染を防ぐためにワクチンを優先的に接種するという対策も取られ始めています。
新型インフルエンザ対策・予防編
世界中で猛威をふるう新型インフルエンザは、日本でも例外なく爆発的な感染拡大を続けており、感染者の発生数が日を追うごとに増加の一途をたどっています。多くの場合は、感染・発症してもあまり重い症状には至らず、むしろ季節性のインフルエンザよりも軽い症状で済むようですが、まれに基礎疾患のある人が重症の合併症を引き起こしたり、死亡する場合もあり、確実で効果の高い新型インフルエンザ対策が急がれています。
新型インフルエンザの感染予防のための対策としては、季節性のインフルエンザの対策と基本的には同じ内容を徹底することが大切です。一番重要なのは、ウィルスを体内に取り込まないために、丁寧な手洗いやうがい、手指の消毒等を徹底すること。
また、部屋の湿度を適度に保ち、こまめな水分補給をすることで、乾燥を好むインフルエンザウィルスの増殖を抑える効果があります。なお、新型インフルエンザ対策として、ウィルスに近づかないということも基本の予防法です。人混みの場所だけでなく、不要の外出は極力避ける方が賢明でしょう。
また、新型インフルエンザの予防対策として、効果を期待されるワクチン接種ですが、あまりの需要により生産がほとんど追いついていないのが現状のようです。
国の方針として、重症化の恐れが強い妊婦や基礎疾患を持つ人、3歳~低学年の子供、などの順に進められていますが、実際のところは、ワクチンの入荷量が少ないため、ワクチン接種を開始しているとされる自治体でも、ほんの一部の人にしか行きわたっていない状態です。やはり、新型インフルエンザの対策として、最も基本的で簡単にでき、かつ効果が期待できる方法は、手洗いうがいを徹底することが一番のようです。
新型インフルエンザ対策・症状編
2009年春頃から発生し、今や日本だけでなく世界中で大流行が止まらない新型インフルエンザ。日本で最初に発生した頃は、感染者が即刻隔離入院となったり、ニュースで日々感染者の数が報告されたりしていましたが、今では累計の患者数は300万人を優に超え、重症者以外の対策は基本的に自宅療養とされています。
2009年11月現在、ほとんどの都道府県で新型インフルエンザの警報が最高レベルかそれに次ぐ状態であり、学校や幼稚園などでも学級閉鎖が相次いでいます。もはや、新型インフルエンザの対策にどんなに注意を払っても、感染拡大は免れない状態。自分や家族が万一感染してしまったらどうしたらよいでしょうか。その時の対策は、予防法と同じく事前に知っておく必要があります。
新型インフルエンザの症状が風邪と違うのは、大抵が突然38度以上の高熱で始まることで、咳や鼻水・のどの痛み、頭痛や関節痛・倦怠感なども特徴的な症状です。なお、季節性インフルエンザとは、大体の症状は似通っていますが、新型インフルエンザは、下痢などの消化器症状がやや多いと言われています。新型インフルエンザが流行している地域で、このような症状が認められたら、新型インフルエンザの感染・発症の可能性が高いとみるべきでしょう。その際の対策としては、いきなり医療機関を受診するよりも、まず自治体の相談窓口などに電話して、治療を行ってくれる医療機関を教えてもらいましょう。
また、家族が新型インフルエンザを発症してしまった時の対策としては、なるべく患者と他の家族を隔離することが肝心です。食事や睡眠などは別々の部屋にするなど、生活の中で極力接触を避け、タオルやコップなども共用しないように注意しましょう。感染拡大予防の対策を徹底すれば、新型インフルエンザの被害を最小限に抑えることができるはずです。